本番に弱いため面接が不安です
就職活動を目前に控えた学生です。
私が目指している仕事は専門職で、既に必要な資格は取得が決まっているので、どちらかといえば就職には恵まれているのではないかと思います。
しかし私は昔からあがり症で本番に弱く、発表会などでは十分なパフォーマンスを出すことができなかったという苦い思い出があります。
そうしたことがトラウマにもなっており、面接をするということを想像しただけでも緊張をしてしまうのです。
これから社会人になれば、学生の発表会どころではないような緊張する場面を経験しなければいけないでしょうし、自分自身でもこの本番の弱さをなんとか克服したい気持ちがあります。
色々と自己啓発の本なども読んでみましたが、今ひとつ自分に自信を持つことができません。
本番に弱いという欠点を克服するためのヒントをください。
過度に緊張するのは病気の可能性もあります
本番で緊張をするのは誰でも経験をすることです。
ただその不安感があまりにも長く続いたり、日常生活に影響がある範囲になっている場合は病気である可能性があります。
人前に出た時に過度に緊張してしまうことを「社会不安障害(SAD)」といい、特定の状況に置かれたときに不安感から冷静でいられなくなってしまうという症状が特長です。
ただの緊張ではなく、不安感から発汗や手足の震えなどが起こるようならその疑いがありますので、一度心療内科を受診してみてもよいかもしれません。
社会不安障害は脳内の神経伝達物質であるセロトニンのバランスが崩れていることが原因という研究もありますので、服用をすることで冷静になることができるかもしれません。
深呼吸をして体調を整えてみましょう
人は緊張をすると血流が悪くなり、呼吸が浅くなってしまいます。
ですので、緊張を感じそうになったら深呼吸をして、まず体調から整えるようにしてみると意外と落ち着きを取り戻すことができるでしょう。
コツとしては下っ腹に力を入れながら、まず肺の中の空気を全部出すくらいの気持ちで大きく口から息を吐き、それから鼻で思い切り空気を吸い込みます。
深呼吸は慣れないうちは軽く頭痛がしたり、めまいを感じたりということもあるようですが、慣れてくるとかえって体調はよくなります。
また間接的な方法ですが、体を鍛えてみるということも緊張を防ぐことにつながります。
既に就職に必要な技能を備えているということですので、毎日何か運動を習慣にしてみるというのはどうでしょうか。
自分の体が強くなってくると、それはそのまま精神的な自信にもつながっていきます。
男性の場合は筋肉がついてきたり、女性の場合は体が引き締まってきたりという、見た目がよくなるメリットもありますのでとてもおすすめです。